我が国において、血液透析に比較して腹膜透析で正しいのはどれか。
我が国において、血液透析に比較して腹膜透析で正しいのはどれか。
- ⑴ 患者数は少ない。我が国では透析患者の約3%程度で、血液透析に比べて患者数は少ないです。
- ⑵ 食事制限は厳しい。持続的に透析するため、カリウムや水分などの食事制限は血液透析より緩やかです。
- ⑶ 自宅での施行は困難である。腹膜透析は自宅で患者自身が行う在宅治療です。
- ⑷ 動静脈シャント造設を要する。腹腔内にカテーテルを留置するもので、動静脈シャントは不要です。
- ⑸ 不均衡症候群を起こしやすい。緩徐に溶質を除去するため、不均衡症候群は起こしにくいです。
解説
正解は⑴です。我が国の透析患者の大部分は血液透析で、腹膜透析を受けている患者は全体の約3%程度にとどまり、患者数は少ないです。腹膜透析は自宅や職場で患者自身が行える在宅治療で、腹膜を透析膜として用いるため動静脈シャントは不要で、腹腔内にカテーテルを留置します。持続的に緩徐に除去するため不均衡症候群を起こしにくく、残存腎機能を保ちやすく、カリウムや水分の食事制限も血液透析より緩やかです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成