53 歳の男性。住宅ユニット製造工場の従事者。6 か月前に脳血管疾患に罹患した。…
53 歳の男性。住宅ユニット製造工場の従事者。6 か月前に脳血管疾患に罹患した。退院後の外来リハビリテーションを終えて片麻痺の後遺症がある状態で、職場復帰について検討することになった。職場復帰するために産業医が考慮すべきことはどれか。
- ⑴ 出張の制限片麻痺に関連して最優先で考慮すべき事項ではありません。
- ⑵ 夜勤の制限状況により検討しますが、片麻痺の安全面で最も重要な事項ではありません。
- ⑶ 業務時間の制限段階的復帰で検討することがありますが、最も重要な安全配慮ではありません。
- ⑷ 高所作業の制限片麻痺によるバランス低下で墜落の危険が大きく、制限を考慮すべきです。
- ⑸ 接客業務の制限製造工場の従事者であり、接客業務は主な業務ではありません。
解説
正解は⑷です。脳血管疾患後で片麻痺が残っている労働者の職場復帰では、障害の内容と業務内容を照らし合わせ、安全に就業できるよう配慮します。住宅ユニット製造工場では高所での作業が想定され、片麻痺によりバランス能力が低下していると墜落・転落の危険が大きいため、高所作業の制限を最も考慮すべきです。出張、夜勤、業務時間、接客業務の制限は状況によって検討しますが、片麻痺との関連で最優先される事項ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成