臨床研究における患者・市民参画で誤っているのはどれか。
臨床研究における患者・市民参画で誤っているのはどれか。
- ⑴ 研究初期からパートナーとして参画する。研究の初期からパートナーとして関わることがPPIの基本的な考え方で、正しい記述です。
- ⑵ 研究で知り得た情報を公開する権利がある。研究で知り得た情報には守秘義務があり、公開する権利はありません。この記述が誤りです。
- ⑶ 研究対象者の負担が軽減されるように助言する。患者の視点から負担軽減について助言することは、PPIの重要な役割で正しい記述です。
- ⑷ 研究倫理審査委員会へ一般の立場の委員として参加する。倫理審査委員会には一般の立場の委員を含めることとされ、正しい記述です。
- ⑸ 研究に関連する文書が分かりやすい表現になるように助言する。患者目線で説明文書を分かりやすくする助言は、PPIの重要な役割で正しい記述です。
解説
正解は⑵です。臨床研究における患者・市民参画(PPI)は、患者や市民が研究の計画段階からパートナーとして関わり、患者の視点を研究に反映させる取り組みです。研究対象者の負担軽減や説明文書を分かりやすくするための助言、倫理審査委員会への一般の立場の委員としての参加などが含まれます。一方、研究で知り得た情報には守秘義務があり、自由に公開する権利はないため、この記述が誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成