膝関節MRI のT2 強調像で筋肉より高信号になるのはどれか。
膝関節MRI のT2 強調像で筋肉より高信号になるのはどれか。
- ⑴ 腱密な線維組織で自由水が少なく、T2強調像で低信号です。
- ⑵ 靱帯密な線維組織で、正常ではT2強調像で低信号です。
- ⑶ 関節液自由水が多く、T2強調像で筋肉より高信号に描出されます。
- ⑷ 骨皮質水素原子が乏しく、どの撮像法でもほぼ無信号の低信号です。
- ⑸ 半月板線維軟骨で正常では低信号であり、損傷時に内部に高信号が生じます。
解説
正解は⑶です。MRIのT2強調像では水分を多く含む組織が高信号となるため、関節液は筋肉より明らかに高信号に描出されます。関節液の貯留は関節内病変の指標になります。一方、腱、靱帯、半月板は線維成分が密で自由水が少ないため低信号を示し、骨皮質は水素原子が乏しいため無信号に近い低信号です。半月板や靱帯の損傷では、本来低信号の構造内に高信号域が出現することで異常を捉えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成