無症状で発見されることが多い疾患はどれか。
無症状で発見されることが多い疾患はどれか。
- ⑴ 大動脈解離突然の激烈な胸背部痛で発症し、移動する痛みや血圧左右差などの症状を伴うため、無症状で見つかることは少ないです。
- ⑵ 腹部大動脈瘤破裂までは無症状のことが多く、健診の超音波やCTで偶然見つかる典型的な疾患です。
- ⑶ 感染性心内膜炎発熱、心雑音、塞栓症状などを伴い、症状から診断に至るのが通常です。
- ⑷ 冠攣縮性狭心症夜間から早朝の安静時胸痛発作が主症状で、症状を契機に発見されます。
- ⑸ たこつぼ心筋症精神的・身体的ストレス後の胸痛や呼吸困難で発症し、急性冠症候群に似た症状で受診します。
解説
正解は⑵です。腹部大動脈瘤は破裂するまで無症状のことが多く、健診の腹部超音波検査や他疾患のCT、拍動性腫瘤の触知で偶然見つかるのが典型です。一方、大動脈解離は突然の激しい胸背部痛、感染性心内膜炎は発熱や心雑音、冠攣縮性狭心症は夜間から早朝の安静時胸痛、たこつぼ心筋症は胸痛や呼吸困難など、いずれも症状を契機に発見されます。無症状のうちに見つけて、径に応じて手術時期を決めることが重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成