58歳の男性。腰痛と右脚のしびれが続くため、腰椎のMRIを予定している。検査の予…
58歳の男性。腰痛と右脚のしびれが続くため、腰椎のMRIを予定している。検査の予約の前に、研修医が男性に確認している。MRIの検査の前に確かめる事項として最も重要なのはどれか。
- ⑴ 心臓のペースメーカーなど、体の中に金属や電子機器が入っていないかMRIは強い磁場を使うため、体内のペースメーカーや金属が故障や発熱、移動を起こすおそれがあります。検査の前に確かめます。
- ⑵ 最近1か月間の体重の変化と、1日の食事の回数がふだんと変わっていないか体重や食事の回数は、MRIの安全性を判断する事項ではありません。
- ⑶ 過去に受けた胸部エックス線撮影の回数と、そのときの被曝の量MRIは放射線を使わないので、これまでの被曝の量は判断に関わりません。
- ⑷ 家族に腰痛で手術を受けた人がいるかどうかと、その手術の方法家族の手術歴は、MRIの安全性を確かめる事項ではありません。
- ⑸ 子どものころに予防接種を受けた種類と、その接種を受けた年齢の記録予防接種の記録は、MRIを安全に受けられるかの判断に関わりません。
解説
最も重要なのは、心臓のペースメーカーなど、体の中に金属や電子機器が入っていないかを確かめることです。MRIは強い磁場と電波を使って体の断面を画像にする検査です。体内に磁性のある金属や電子機器があると、機器の誤作動、金属の移動や発熱が起こるおそれがあります。ペースメーカー、人工内耳、脳動脈瘤のクリップ、入れ墨なども確認します。放射線は使わないため、被曝の量は判断に関わらない事項です。
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