ソクマル医師

60歳の男性。アルコール性肝硬変があり、食道静脈瘤から大量に吐血して入院した。内…

60歳の男性。アルコール性肝硬変があり、食道静脈瘤から大量に吐血して入院した。内視鏡で止血したが、2日後から意識がぼんやりし、つじつまの合わない言動が出てきた。手を前に伸ばすと羽ばたくような震えがある。血中アンモニアが上昇している。この意識の変化が起こった主な理由として最も適切なのはどれか。

解説

腸に出た大量の血液のたんぱくが細菌で分解され、アンモニアが増えたことが主な理由です。肝硬変では肝臓のアンモニアを処理する働きが落ち、門脈の血液が側副路を通って肝臓を迂回するため、アンモニアが脳に届きやすくなっています。消化管出血は腸内のたんぱくを急に増やし、肝性脳症の大きな誘因となります。便秘、感染、脱水、利尿薬、睡眠薬なども誘因で、治療には腸内のアンモニアを減らす薬などを用います。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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