ソクマル医師

70歳の男性。4日前に急性前壁心筋梗塞を発症したが、受診が遅れて再灌流の治療は受…

70歳の男性。4日前に急性前壁心筋梗塞を発症したが、受診が遅れて再灌流の治療は受けていない。本日、急に息苦しさが強くなり、血圧が82/50 mmHgに下がった。胸骨左縁の下部で、以前にはなかった粗く大きな全収縮期雑音が聞こえ、振戦を触れる。心エコーで心室の壁の中央部に孔があり、左から右へ血液が流れている。最も考えられる合併症はどれか。

解説

壊死した心室中隔が破れて生じた心室中隔穿孔が最も考えられます。急性心筋梗塞の発症から数日後には、壊死した心筋がもろくなり、心室中隔穿孔、乳頭筋断裂、心室自由壁の破裂などの機械的合併症が起こることがあります。心室中隔穿孔では、左心室から右心室へ血液が流れ込み、胸骨左縁の下部で新たな全収縮期雑音と振戦が現れ、心不全やショックに陥ります。緊急の手術で孔を閉じる必要があります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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