ソクマル医師

76歳の女性。慢性心不全で利尿薬などを内服し、病状は1年間安定していた。2週前に…

76歳の女性。慢性心不全で利尿薬などを内服し、病状は1年間安定していた。2週前に腰痛のため近くの診療所で鎮痛薬を処方されて飲み始めた。この1週間で体重が3 kg増え、足のむくみと息切れが強くなった。食事や服薬の内容はほかに変わっていない。心不全が悪化した原因として最も考えられるのはどれか。

解説

非ステロイド性抗炎症薬で、腎臓からのナトリウムと水の排泄が減ったことが最も考えられます。この薬は腎臓でのプロスタグランジンの産生を抑え、腎血流を減らしてナトリウムと水を体にためやすくするうえ、利尿薬の効果も弱めます。その結果、体液が増えて心不全が悪化します。心不全の悪化の原因には、塩分や水分のとりすぎ、服薬の中断、感染、不整脈、このような薬の影響があり、それぞれを確かめることが大切です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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