55歳の男性。健康診断で上部消化管内視鏡検査を受けることになった。鎮静薬は使わず…
55歳の男性。健康診断で上部消化管内視鏡検査を受けることになった。鎮静薬は使わず、のどに局所麻酔薬を噴霧してから検査を行った。検査は異常なく終わった。検査のあとの注意として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 麻酔の影響が残るので、翌日までは入浴を控えて安静にするよう伝える。のどの局所麻酔で入浴を控える必要はありません。注意すべきは飲食のタイミングです。
- ⑵ 胃の粘膜を守るため、検査後3日間は絶食を続けるよう指示する。生検などがなく異常のない検査で、長期間の絶食は必要ありません。
- ⑶ 検査後は胃酸が増えるので、胃薬を1週間飲み続けるよう処方する。異常のない検査のあとに胃薬を続ける必要はありません。
- ⑷ 検査の直後から、水分と食事をいつもどおりにとってかまわないと伝える。麻酔が残っている間に飲食すると、気管に入ってむせたり誤嚥したりするおそれがあります。
- ⑸ のどの麻酔が切れるまで1時間ほどは、飲んだり食べたりするのを控える。咽頭の局所麻酔が効いている間は飲み込みの反射が弱く、むせて誤嚥する危険があります。
解説
のどの麻酔が切れるまで1時間ほどは、飲食を控えるよう伝えるのが適切です。上部消化管内視鏡検査では、スコープを通しやすくするために咽頭に局所麻酔を行います。麻酔が効いている間は、のどの感覚と飲み込みの反射が弱くなっており、飲食するとむせたり、食べ物や水が気管に入ったりするおそれがあります。まず少量の水を飲んでむせないことを確かめてから、食事を再開します。
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