ソクマル医師

74歳の男性。3日前からの発熱と、黄色い痰を伴う咳で入院した。研修医が提出した喀…

74歳の男性。3日前からの発熱と、黄色い痰を伴う咳で入院した。研修医が提出した喀痰のグラム染色の結果、視野の中に口の中の粘膜に由来する扁平上皮細胞が多数見られ、白血球はほとんど見られなかった。この結果の解釈として最も適切なのはどれか。

解説

唾液が主に採れており、肺の中の痰を反映した検体とはいえないと解釈します。喀痰のグラム染色では、まず検体の質を確かめます。口の中の粘膜に由来する扁平上皮が多く、炎症を示す白血球が少ない検体は唾液の混入が多く、口の中の常在菌を見ていることになります。うがいをしてから深い咳で出した痰を採り直すなど、下気道の検体を得てから原因菌を推定します。
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