ソクマル医師

11歳の男児。学校の健康診断の血液検査で、血清アルカリホスファターゼが成人の基準…

11歳の男児。学校の健康診断の血液検査で、血清アルカリホスファターゼが成人の基準範囲の上限の約3倍と指摘された。この1年で身長が9 cm伸びている。腹痛や黄疸はなく、ほかの肝機能の検査は正常である。この値の解釈として最も適切なのはどれか。

解説

骨が盛んに成長している時期で、骨から出る酵素が増えていると解釈するのが適切です。アルカリホスファターゼは肝臓や胆道だけでなく骨にも多く含まれ、骨をつくる骨芽細胞が活発に働くと血中で増えます。成長期の小児、とくに身長が急に伸びる時期には、成人の基準範囲の数倍になることもあります。黄疸やほかの肝機能の異常がないことから、病的な上昇ではないと考えられます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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