ソクマル医師

35歳の男性。1週前にかぜのような症状があった。昨日から強いだるさとふらつきがあ…

35歳の男性。1週前にかぜのような症状があった。昨日から強いだるさとふらつきがあり、本日、一瞬気が遠くなって受診した。脈拍36/分。心電図で心房と心室の電気の伝わりが完全に途絶えている。心筋トロポニンが高く、心エコーで左室の動きがやや低下している。対応として最も適切なのはどれか。

解説

入院させ、一時的なペースメーカーで心拍数を保ちながら心機能を監視するのが最も適切です。かぜの症状の後に起こる心筋の炎症(心筋炎)では、心筋の障害に加えて、刺激を伝える経路が傷んで完全房室ブロックを起こすことがあります。脈が遅く失神の危険があるため、一時的なペースメーカーで心拍数を保ちます。炎症が治まると伝導が回復することが多いため、すぐに永久的なペースメーカーは植え込まず、経過を見て判断します。
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