ある病気の診断に使う血液検査では、測定値が一定の値以上を陽性と判定している。病気…
ある病気の診断に使う血液検査では、測定値が一定の値以上を陽性と判定している。病気の見逃しを減らすため、陽性と判定する値を今より低い値に変更することになった。この変更による検査の性能の変化として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 病気のない人を陰性と判定する割合が上がり、見逃しの割合は変わらない。値を低くすると病気のない人も陽性になりやすくなり、陰性と判定する割合はむしろ下がります。
- ⑵ 病気のある人を陽性と判定する割合は下がり、病気のない人を陰性と判定する割合は上がる。これは判定の値を高くしたときの変化です。値を低くすると逆の方向に動きます。
- ⑶ 病気のある人を陽性と判定する割合も、病気のない人を陰性と判定する割合も上がる。判定の値を動かすだけでは、感度と特異度を同時に上げることはできません。
- ⑷ 病気のある人を陽性と判定する割合は上がり、病気のない人を陰性と判定する割合は下がる。陽性の範囲を広げると見逃しは減って感度は上がりますが、病気のない人も陽性になりやすく特異度は下がります。
- ⑸ 判定の値を変えても、病気のある人と病気のない人の判定の割合はどちらも変わらない。判定の値を変えると、陽性と判定される人の範囲が変わるため、感度と特異度は変化します。
解説
病気のある人を陽性と判定する割合(感度)は上がり、病気のない人を陰性と判定する割合(特異度)は下がります。陽性と判定する値を低くすると、陽性の範囲が広がり、病気のある人を見逃しにくくなります。一方で、病気のない人の中にも値が少し高い人がいるため、その人たちも陽性になりやすくなります。判定の値を動かすと、感度と特異度は一方が上がれば他方が下がる関係にあります。
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