30歳の男性。10日前にコンドームを使わない性交渉があり、HIVに感染していない…
30歳の男性。10日前にコンドームを使わない性交渉があり、HIVに感染していないか心配して受診した。症状はない。本日、HIVの抗原と抗体を同時に調べる検査を行ったところ、陰性であった。男性への説明として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 症状が出たときに初めて検査に意味があるので、それまで受診は不要である。感染しても症状が出ないことが多く、症状を待つと診断が遅れます。
- ⑵ 感染から検査で分かるまで期間があるので、時期をおいて再検査する。感染から検査が陽性になるまでの期間があり、10日では偽陰性の可能性があります。一定期間後に再検査します。
- ⑶ 陰性であったので、今回の性交渉による感染は完全に否定できる。感染直後は抗原も抗体もまだ検出できないことがあり、1回の陰性では否定できません。
- ⑷ 陰性の結果を確かめるため、直ちに確認検査のウエスタンブロット法を行う。確認検査はスクリーニングが陽性のときに行うものです。陰性の場合は時期をおいた再検査が必要です。
- ⑸ 感染していれば白血球数が下がるので、次は血算を定期的に調べて判断する。白血球数で感染の有無は判断できません。HIVの検査を時期をおいて行います。
解説
感染してから検査で分かるまでには期間があるので、時期をおいて再検査すると説明します。HIVに感染しても、血液中で抗原や抗体が検出できるようになるまでには一定の期間があり、その間に検査をすると感染していても陰性になります。感染の機会から10日では、陰性でも感染は否定できません。不安な期間の予防行動についても話し、時期をおいて再び検査を受けてもらいます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。