26歳の女性。昨日から排尿時の痛みと頻尿があり受診した。尿の検査と培養を行うため…
26歳の女性。昨日から排尿時の痛みと頻尿があり受診した。尿の検査と培養を行うため、自分で尿を採ってもらうことになった。採尿の方法の説明として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 出始めの尿を捨て、途中の尿を採る。出始めの尿には尿道や外陰部の菌が混じりやすいため、途中の尿(中間尿)を採ると汚染を減らせます。
- ⑵ 外陰部を消毒液で拭いたあと、消毒液が付いたまま容器を当てて採る。消毒液が尿に入ると菌が死んで、培養で菌が出なくなるおそれがあります。
- ⑶ 排尿の最後に残った少量の尿を容器に採る。最後の尿は量が少なく、混入した成分も多くなります。途中の尿を採ります。
- ⑷ 出始めの尿に菌が多く含まれるので、最初に出た尿を容器に採る。出始めの尿は尿道や皮膚の菌が混じりやすく、培養の結果が不正確になります。
- ⑸ 一度紙コップに採った尿を、半日ほど室温に置いてから提出する。室温に長く置くと菌が増え、実際より多い菌数が出てしまいます。速やかに提出します。
解説
外陰部を清潔にしてから排尿を始め、出始めの尿は捨てて途中の尿を容器に採るのが適切です。出始めの尿には尿道や外陰部の菌が混じりやすく、培養で本来の原因菌が分かりにくくなります。途中の尿(中間尿)を採ると、この汚染を減らせます。採った尿は室温に長く置くと菌が増えて結果が変わるため、速やかに提出するか冷蔵します。消毒液が混入すると菌が育たなくなる点にも注意します。
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