45歳の男性。1日20本の喫煙を25年間続けている。健康診断の結果説明の場で、男…
45歳の男性。1日20本の喫煙を25年間続けている。健康診断の結果説明の場で、男性は「子どもが生まれたので、来月から本気でたばこをやめようと思っている」と話した。医師の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 来月まで待たずに、今日からすぐにたばこを一本も吸わないよう強く指示する。本人が決めた時期を否定して命令すると、自己決定が損なわれ、反発を招きやすくなります。
- ⑵ 喫煙が体に与える害をまず詳しく説明し、本当にやめる気があるのかを確かめる。すでにやめる決意をしている人に害の説明を繰り返しても、次の行動にはつながりません。
- ⑶ 禁煙を始める日を一緒に決め、具体的な方法や補助薬について相談する。やめる意思と時期が決まっている段階です。具体的な計画を一緒に立てることで、実行に移しやすくなります。
- ⑷ 今の気持ちが変わらないか様子を見るため、次の健康診断で改めて話を聞く。意欲が高まっている時期を逃すと、行動に移す機会を失います。今のうちに支援します。
- ⑸ 本数を少しずつ減らしていけば、やめなくても健康への害は十分に小さくなると伝える。本数を減らしても害は残ります。禁煙を目指す本人の決意を弱める説明は不適切です。
解説
禁煙を始める日を一緒に決め、吸いたくなったときの対処法や補助薬について相談するのが最も適切です。この男性は、近いうちに行動を変えるつもりでいる準備の段階にあります。この段階では、害の説明を繰り返すよりも、開始日の設定や具体的な方法の計画を支援することが効果的です。本数を減らすだけでは健康への害は残ります。本人の決めた時期を尊重しつつ、実行を後押しします。
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