外来で、腹痛を訴える25歳の女性の腹部を診察することになった。診察室には看護師も…
外来で、腹痛を訴える25歳の女性の腹部を診察することになった。診察室には看護師もいる。腹部の診察を始める前の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 腹部を押す前に、痛みの強い部分から先に深く押して反応を確かめる。痛みの強い部分は最後に、遠い部分から静かに診察を始めます。
- ⑵ 診察の目的と内容を伝えて了承を得たうえで、必要な範囲だけを露出してもらう。身体診察の前には説明と了承を得て、露出は必要な部分にとどめ、羞恥心とプライバシーに配慮します。
- ⑶ 患者の緊張をほぐすため、看護師には診察室の外で待ってもらう。異性の診察などで同席者がいることは患者の安心と医師の誤解防止になります。退室させる理由はありません。
- ⑷ 時間を短くするため、説明は省いて上半身の衣服を脱いで待ってもらう。説明なく広く露出させるのは羞恥心への配慮を欠きます。必要な範囲に限ります。
- ⑸ 診察中の会話を聞き取りやすくするため、診察室のカーテンを開けたままにして診察を行う。カーテンを開けると周囲から見え、プライバシーが守れません。
解説
診察の目的と内容を伝えて了承を得たうえで、必要な範囲だけを露出してもらうのが最も適切です。身体診察は患者の体に触れる行為なので、何をするのかを説明して了承を得てから始めます。露出は診察に必要な部分にとどめ、カーテンなどで周囲から見えないよう配慮します。看護師の同席は患者の安心につながります。腹部は痛みの少ない部分から静かに診察し、痛む部分は最後にします。
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