86歳の女性。慢性心不全と褥瘡があり、自宅で療養している。かかりつけの診療所の医…
86歳の女性。慢性心不全と褥瘡があり、自宅で療養している。かかりつけの診療所の医師が、体調の観察と褥瘡の処置のために、訪問看護を利用してもらうことにした。訪問看護を始めるために医師が行う手続きとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 地域の保健所に届け出て、保健師が訪問看護を担当するよう依頼する。保健所の保健師は地域の保健活動を担い、個別の訪問看護を提供する仕組みではありません。
- ⑵ 訪問看護師に口頭で依頼し、処置の内容は看護師の判断に任せる。医療処置を含む訪問看護は、主治医の文書による指示に基づいて行います。
- ⑶ 入院先の病院を決めて紹介状を書き、病院から看護師を派遣してもらう。在宅療養を続けるための手続きで、入院先を決める必要はありません。
- ⑷ 患者の家族に診療情報提供書を渡し、市役所の窓口に提出してもらう。訪問看護の指示は訪問看護事業所に対して出すもので、市役所に提出する書類ではありません。
- ⑸ 訪問看護ステーションに、訪問看護指示書を交付する。訪問看護は主治医の指示のもとで行われるため、医師が訪問看護指示書を交付します。
解説
訪問看護ステーションに訪問看護指示書を交付するのが最も適切です。訪問看護は、看護師などが自宅を訪れて、病状の観察、褥瘡の処置、服薬の管理、療養生活の助言などを行うサービスで、主治医の指示に基づいて提供されます。介護保険や医療保険を使って利用でき、介護支援専門員とも連携します。医師、看護師、介護職が情報を共有し、在宅での療養を支えます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。