75 歳の男性。自転車で転倒したため救急車で搬入された。右大腿骨頸部骨折の診断で…
75 歳の男性。自転車で転倒したため救急車で搬入された。右大腿骨頸部骨折の診断で人工骨頭置換術を受けた。2 週間のリハビリテーションでつかまり立ちができる程度に回復した。本人はリハビリテーションに意欲的で自宅での生活を希望している。認知症はなく妻と2 人暮らしである。患者の退院先で適切なものはどれか。
- ⑴ 介護医療院長期の療養と介護が必要な人のための施設で、自宅復帰を目指す本例には適しません。
- ⑵ 特定機能病院高度な医療を提供する病院で、リハビリテーション目的の転院先ではありません。
- ⑶ グループホーム認知症の人が共同生活を送る施設で、認知症のない本例は対象外です。
- ⑷ 特別養護老人ホーム常時介護が必要な要介護3以上の人の生活施設で、本例には適しません。
- ⑸ 回復期リハビリテーション病院自宅復帰を目指して集中的なリハビリテーションを行うのに適しています。
解説
正解は⑸です。大腿骨頸部骨折で人工骨頭置換術を受けた後、つかまり立ちができる段階まで回復していますが、自宅での生活に戻るにはさらに歩行や日常生活動作の訓練が必要です。本人の意欲も高く、自宅退院を目指して集中的なリハビリテーションを行うため、回復期リハビリテーション病院(病棟)への転院が適切です。大腿骨頸部骨折は回復期リハビリテーション病棟の対象疾患に含まれています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成