初診の外来で、医師が自己紹介と本人確認を終え、これから受診した理由を聞くところで…
初診の外来で、医師が自己紹介と本人確認を終え、これから受診した理由を聞くところである。患者に自由に話してもらうための最初の問いかけとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「症状が出たのは、正確には何月何日の何時ごろでしたか」細部を確かめる閉じた質問は、全体を聞いたあとで用います。
- ⑵ 「痛いのは頭ですか、おなかですか、それとも胸ですか」選択肢を示す質問は、患者の訴えを医師の想定した範囲に狭めてしまいます。
- ⑶ 「今日はどのようなことでいらっしゃいましたか」答えの範囲を限らない開かれた質問で、患者が自分の言葉で受診理由を話せます。
- ⑷ 「問診票に書いてあるとおりで、ほかに付け加えはありませんか」問診票で済ませる問い方は、患者が自分の言葉で語る機会を奪います。
- ⑸ 「熱があって、のどが痛いということでよろしいですね」医師の推測を確かめるだけの問いかけで、患者が話したいことを引き出せません。
解説
「今日はどのようなことでいらっしゃいましたか」が最も適切です。医療面接の始めには、答えの範囲を限らない開かれた質問で、患者が自分の言葉で受診の理由を話せるようにします。患者が話し終えるまでさえぎらずに聞くことで、本当に困っていることや心配が伝わりやすくなります。日時や部位を確かめる閉じた質問は、全体の話を聞いたあとで、足りない情報を補うために用います。
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