78歳の男性。妻とふたり暮らし。最近、夜中に何度も目が覚め、朝は4時ごろに起きて…
78歳の男性。妻とふたり暮らし。最近、夜中に何度も目が覚め、朝は4時ごろに起きてしまうと話す。昼間の生活に大きな支障はなく、気分の落ち込みや体の病気は見つからない。加齢に伴う睡眠の変化として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 昼寝をする習慣がなくなり、日中の眠気をまったく感じなくなる。高齢者では日中にうとうとすることや昼寝が増える傾向があります。
- ⑵ 夢を見る浅い眠りの時間が大きく増え、眠りの大部分を占める。加齢で浅い睡眠の割合は増えますが、夢を見る睡眠が大部分を占めるようになるわけではありません。
- ⑶ 深い眠りが減り、夜中に目が覚めやすく、朝早く目覚めるようになる。加齢で深い睡眠が減り、中途覚醒や早朝覚醒が増え、睡眠の時間帯も前にずれる傾向があります。
- ⑷ 若い頃より長い睡眠が必要になり、夜の睡眠時間が自然に延びていく。高齢者では夜間の実際の睡眠時間はむしろ短くなる傾向があります。
- ⑸ 体内時計が後ろへずれ、夜ふかしと朝寝坊の生活になりやすい。夜型にずれるのは思春期や青年期の特徴で、高齢者では朝型にずれる傾向があります。
解説
深い眠りが減り、夜中に目が覚めやすく、朝早く目覚めるようになるのが加齢に伴う変化です。高齢になると、徐波睡眠と呼ばれる深い眠りが減り、眠りが浅く途切れやすくなります。体内時計も前にずれて、早寝早起きの傾向になります。日中の生活に支障がなければ、生理的な変化として説明し、寝床で長く過ごしすぎないこと、日中に光を浴びて活動することなどを助言します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。