82歳の女性。脳梗塞のあと自宅で療養している。食事の際にむせることが増え、言葉も…
82歳の女性。脳梗塞のあと自宅で療養している。食事の際にむせることが増え、言葉も聞き取りにくくなった。主治医は在宅での多職種による支援を整えることにした。依頼する職種と、その職種に依頼する内容の組合せとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 言語聴覚士に、飲み込みの機能と発話の評価、およびその訓練を依頼する。言語聴覚士は、話す・聞くといった言語の機能と、飲み込みの機能の評価と訓練を担います。
- ⑵ 臨床工学技士に、むせを減らすための食事の形態の調整と献立作りを依頼する。臨床工学技士は生命維持管理装置の操作と保守を担う職種で、食事の調整は担いません。
- ⑶ 臨床検査技師に、訪問して痰の吸引と口腔の清掃を日々行うよう依頼する。臨床検査技師は検体や生理機能の検査を担う職種で、在宅での吸引や口腔ケアは担いません。
- ⑷ 診療放射線技師に、自宅での食事の場面に立ち会って介助の方法の指導を依頼する。診療放射線技師は放射線を用いた検査を担う職種で、在宅での食事介助の指導は担いません。
- ⑸ 視能訓練士に、言葉の聞き取りにくさの原因となる聴力の検査を依頼する。視能訓練士は目の機能の検査と訓練を担う職種で、聴力の検査は担いません。
解説
言語聴覚士に、飲み込みと発話の評価と訓練を依頼するのが最も適切です。言語聴覚士は、失語症や構音障害など言葉によるコミュニケーションの障害と、食べ物を飲み込む機能の障害について、評価と訓練を行う専門職です。在宅でも訪問リハビリテーションとして関わります。食事の形態の調整には管理栄養士、口腔のケアには歯科衛生士や看護師など、それぞれの専門を生かして多職種で支えます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。