ソクマル医師

28歳の男性。けんかで左の前胸部を刃物で刺され、救急搬送された。血圧76/58 …

28歳の男性。けんかで左の前胸部を刃物で刺され、救急搬送された。血圧76/58 mmHg、脈拍128/分。頸静脈が怒張し、心音が遠く聞こえる。息を吸うと収縮期血圧が大きく下がる。両側の呼吸音は左右差がない。最も考えられる病態と、直ちに行う処置の組合せとして最も適切なのはどれか。

解説

心膜腔に血液がたまった心タンポナーデで、心嚢穿刺や開胸で血液を抜くのが最も適切です。前胸部の刺創の後に、血圧低下、頸静脈の怒張、心音の減弱がそろい、吸気で収縮期血圧が大きく下がる奇脈が見られます。心膜腔にたまった血液が心臓を外から圧迫し、拡張を妨げて心拍出量が落ちています。直ちに血液を除き、損傷した心臓の修復には開胸手術が必要になります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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