ソクマル医師

24歳の男性。1週前に発熱と咽頭痛があり、治りかけたころから胸の痛みと息切れが出…

24歳の男性。1週前に発熱と咽頭痛があり、治りかけたころから胸の痛みと息切れが出てきた。心電図で広い範囲の誘導にST上昇を認め、心筋トロポニンが上昇している。緊急の冠動脈造影では狭窄はない。心エコーで左室の動きが全体に軽度に低下している。現時点で血圧は保たれている。この患者の管理で最も注意すべきことはどれか。

解説

急な心機能の悪化と致死的な不整脈に備え、入院させて監視することが最も注意すべき点です。かぜ症状の後に胸痛や息切れが出て、心電図変化とトロポニン上昇があり、冠動脈に狭窄がない場合は、ウイルスによる急性心筋炎を考えます。多くは自然に回復しますが、一部は数時間から数日で心原性ショックや致死的な不整脈に陥る劇症型に移行するため、慎重な監視が必要です。運動は控えます。
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