生後10か月の女児。乳児健康診査に母親と来院した。これまでの発達に心配はないとい…
生後10か月の女児。乳児健康診査に母親と来院した。これまでの発達に心配はないという。この時期の正常な発達の過程で見られる行動として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 足を交互に出して階段を上る。足を交互に出して階段を上るのはおよそ3歳ころで、10か月では見られません。
- ⑵ 2つの単語をつなげて話す。2語文はおよそ2歳ころに見られる言語発達で、10か月ではまだ早すぎます。
- ⑶ 見本を見て丸を描き写せる。丸の模写はおよそ3歳ころにできる微細運動の発達で、10か月では見られません。
- ⑷ 家具につかまって立ち上がる。つかまり立ちは生後9〜10か月ころに見られる運動発達で、この時期に合っています。
- ⑸ 片足で数秒間立っていられる。片足立ちはおよそ3歳ころにできるようになる運動発達で、10か月では見られません。
解説
家具につかまって立ち上がる行動が、この時期の正常な発達です。乳児の運動発達は、首のすわり、寝返り、おすわり、はいはい、つかまり立ち、ひとり歩きの順に進み、つかまり立ちは生後9〜10か月ころに見られます。2語文は2歳ころ、片足立ちや丸の模写、交互に足を出す階段の昇りは3歳ころの発達で、10か月の児ではまだ見られないのが普通です。
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