図に検出器システムA〜E のMTF とWiener〈ウィナー〉スペクトルを示す。…
図に検出器システムA〜E のMTF とWiener〈ウィナー〉スペクトルを示す。階調度が一定のとき、高周波領域のNEQ が最も高いのはどれか。
- ⑴ AAは高周波領域のMTFとWienerスペクトルの組合せがDに及びません。
- ⑵ BBもMTFと雑音の兼ね合いでDより低い値になります。
- ⑶ CCはMTFが高くても雑音が大きく、NEQとしては下がります。
- ⑷ D高周波領域でMTFが高く、かつWienerスペクトルが低いため、NEQが最も高くなります。
- ⑸ EEは雑音が小さくてもMTFが低いため、NEQは高くなりません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。雑音等価量子数〈NEQ〉は、階調度の2乗にMTFの2乗を掛け、それをWienerスペクトルで割って求めます。したがって階調度が一定という条件では、MTF が高くWienerスペクトルが低いシステムほど値が大きくなります。示された図では、高周波領域でMTF が高い側に位置し、かつWienerスペクトルが低い側に位置しているのがD です。MTF だけ、あるいは雑音だけを見て選ぶと誤るので、必ず両方を組み合わせて比べることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成