骨髄に2Gy 被ばくしたとき、末梢血の血球で最も早く減少するのはどれか。
骨髄に2Gy 被ばくしたとき、末梢血の血球で最も早く減少するのはどれか。
- ⑴ 血小板血小板は寿命が約10日で、減少が現れるのは1〜2週間後になります。
- ⑵ 好中球好中球は数日から1週間ほどで減少します。リンパ球より遅れます。
- ⑶ 赤血球赤血球は寿命が約120日と長く、減少が表に出るのは数週間から数か月後です。
- ⑷ 好塩基球好塩基球はもともと数が少なく、最も早い変化の指標にはなりません。
- ⑸ リンパ球分裂していなくてもアポトーシスを起こしやすく、被ばく直後から減り始めます。
解説
正解は⑸です。リンパ球は分裂していない状態でも放射線でアポトーシスを起こしやすく、血球のなかで最も感受性が高い細胞です。そのため被ばく直後から減り始め、数時間から数日で最低値になります。リンパ球数の減り方は被ばく線量を推定する指標としても使われます。好中球は寿命が短いため数日から1週間ほどで減り、血小板は10日前後、赤血球は寿命が約120日と長いため数週間から数か月経たないと減少が表に出てきません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成