X 線CT 検査で正しいのはどれか。
X 線CT 検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 頭部の撮影では両手を挙上させる。頭部では、挙げる必要がありません。
- ⑵ 高分解能CT では薄いスライス厚を使用する。細かい構造を、見るためです。
- ⑶ 肺を観察するときのウインドウ幅は100 HU 程度とする。1000以上の、広い値にします。
- ⑷ 肝臓のダイナミックCT 検査では造影剤を動脈内に投与する。静脈から、投与します。
- ⑸ ビームハードニングの低減には管電流を大きくすることが効果的である。管電流では、改善しません。
解説
正解は⑵です。高分解能撮影では、細かい構造を見るために薄いスライス厚を用い、鋭い再構成関数を組み合わせます。頭部では腕を挙げる必要がなく、肺を見るときの窓幅は1000以上の広い値にします。肝臓の造影は静脈から行い、線質が硬くなることによる偽像は、管電流ではなく管電圧や補正処理で対応します。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-06.html)を加工して作成