A さんの状態をアセスメントするために必要な情報として最も優先度が高いのはどれか…
次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。A さん(高校2年生、女子)は両親と3人暮らし。母親が精神保健福祉相談のため保健所に来所した。「A は太っているわけではないのに、半年程前から写真写りを気にして食事を減らし始めました。今は1日1食野菜スープしか食べません。食べたもののカロリーを気にして毎日運動しており、一見元気そうなのですが、随分痩せてきました。授業を受けても頭に入ってこないと言い、この頃は学校を休みがちです。このままで大丈夫でしょうか」と話した。
A さんの状態をアセスメントするために必要な情報として最も優先度が高いのはどれか。
- ⑴ BMIBMIは低体重の程度を客観的に示し、身体的な危険度と治療の必要性を判断する基本の指標です。
- ⑵ 睡眠睡眠の状況も参考になりますが、身体の危険度を判断する指標にはなりません。
- ⑶ 運動量運動量は症状の一つとして重要ですが、まず栄養状態の評価が優先されます。
- ⑷ 友人関係友人関係は背景の理解に役立ちますが、緊急性の判断には直接結びつきません。
- ⑸ 学校の欠席日数欠席日数は生活への影響を示しますが、身体状態の評価には代えられません。
解説
正解は⑴です。Aさんは半年で急激に食事量が減り、体重が大きく減少しています。神経性やせ症が疑われる状況では、まず身体の危険度を見極めることが最優先であり、BMIは低体重の程度を客観的に示し、入院を含む治療の必要性を判断する基本の指標になります。睡眠や運動量、友人関係、欠席日数も支援に必要な情報ですが、生命に関わる状態かどうかを判断する優先度には及びません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成