陽性反応的中度が上昇する理由で適切なのはどれか。
陽性反応的中度が上昇する理由で適切なのはどれか。
- ⑴ 疾患の治療法が進歩した。治療法の進歩は検査の判定には影響せず、的中度は変わりません。
- ⑵ 疾患の有病率が上昇した。有病率が高いほど陽性者に占める真の陽性者の割合が増え、的中度は上昇します。
- ⑶ 検査を受けた人数が増加した。受検者の人数が増えても、有病率が変わらなければ的中度は変わりません。
- ⑷ 検査の感度は変わらず特異度が低下した。特異度が低下すると偽陽性が増えるため、的中度はむしろ低下します。
解説
正解は⑵です。陽性反応的中度は、検査で陽性となった人のうち実際に疾病をもつ人の割合で、検査の感度と特異度が同じでも、対象となる集団の有病率が高いほど上昇します。本当に疾病がある人の割合が増えるため、陽性者に占める真の陽性者の比率が高くなるからです。特異度が低下すると偽陽性が増えて的中度は下がり、治療法の進歩や受検者数の増減は影響しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成