情報収集を踏まえ、B 市を管轄する県のC 保健所で接触者健康診断の対象者が決定さ…
次の文を読み39、40 の問いに答えよ。A さん(20 歳、専門学校生)。3か月前から咳が続き、市販薬を服用していたが、改善しなかった。そこで内科を受診したところ、胸部エックス線写真で空洞性病変があり、喀痰塗抹陽性、結核菌PCR 陽性で結核病床へ入院した。結核の既往歴はない。入院前、A さんは居住地のB 市内にある専門学校に休まず通学していた。
情報収集を踏まえ、B 市を管轄する県のC 保健所で接触者健康診断の対象者が決定された。対象者は全員18 歳以上である。C 保健所保健師が接触者健康診断の対象者に説明する内容で正しいのはどれか。
- ⑴ 「ツベルクリン反応検査を行います」成人ではBCGの影響を受けないインターフェロンγ遊離試験を用います。
- ⑵ 「2年間にわたり健康診断を行います」発病までに時間がかかるため、2年間にわたり経過を追って健康診断を行います。
- ⑶ 「3か月後に初回の健康診断を行います」初回の健康診断は、接触が判明した時点で速やかに行います。
- ⑷ 「B 市の保健センターで健康診断を行います」接触者健康診断を実施するのは保健所で、市の保健センターではありません。
解説
正解は⑵です。接触者健康診断では、感染から発病までに時間がかかることを踏まえ、初回の検査の後も一定の間隔をおいて2年間にわたり経過を追います。初回は接触が判明した時点で速やかに行い、成人ではBCGの影響を受けないインターフェロンγ遊離試験を用います。実施の主体は保健所であり、市の保健センターで行うものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成