保健所管内の特別養護老人ホームの職員を対象に、結核に関する説明を行うことになった…
保健所管内の特別養護老人ホームの職員を対象に、結核に関する説明を行うことになった。説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 「高齢の結核患者は定型的な呼吸器症状がでます」高齢者では咳や痰などの症状がはっきりせず、食欲低下などで気づかれることもあります。
- ⑵ 「患者が発生した際は施設長が保健所に発生届を提出します」発生届を提出するのは診断した医師で、施設長ではありません。
- ⑶ 「新登録結核患者のうち70 歳以上が占める割合は50 % 未満です」新登録結核患者のうち70歳以上が占める割合は7割近くに達しています。
- ⑷ 「排菌していない入所者は特別養護老人ホームへの入所を継続できます」排菌がなければ周囲への感染のおそれはなく、入所を継続できます。
- ⑸ 「65 歳以上の入所者に対しては、定期健康診断を実施する義務があります」65歳以上の人に対しては、年1回の定期健康診断を行うこととされています。
解説
正解は⑷と⑸です。排菌していなければ周囲への感染のおそれはなく、入所を続けられます。また感染症法により、65歳以上の人に対しては市町村が年1回の定期健康診断を行うこととされ、社会福祉施設の入所者もその対象になります。高齢者の結核は咳や痰がはっきりしないことが多く、発生届を提出するのは診断した医師、新登録患者の7割近くを70歳以上が占めています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成