ソーシャル・キャピタルの醸成に最も効果的な地域保健活動はどれか。
ソーシャル・キャピタルの醸成に最も効果的な地域保健活動はどれか。
- ⑴ 認知症の専門医による講演会を開催する。講演会は知識を伝える場で、住民どうしのつながりは生まれにくい方法です。
- ⑵ 地域に出向き生活習慣病予防の健康教育を行う。健康教育も個人の知識や行動に働きかける取り組みです。
- ⑶ 育児不安が強い母親を対象に相談会を開催する。相談会は個別の支援にあたり、地域のつながりを育てるものではありません。
- ⑷ 民生委員児童委員協議会と協働して乳児家庭全戸訪問事業を行う。行政と住民組織が一緒に動く関係が生まれ、地域の見守りの網も細かくなります。
- ⑸ 自立支援医療(育成医療)の申請があった児に対して家庭訪問を行う。個別の家庭訪問は必要な支援ですが、地域のつながりを育てる活動ではありません。
解説
正解は⑷です。ソーシャル・キャピタルは、住民どうしの信頼やつながりが積み重なることで育ちます。民生委員児童委員協議会と協働して乳児家庭全戸訪問を行えば、行政と住民組織が一緒に動く関係が生まれ、地域で子育て家庭を見守る網の目も細かくなります。講演会や健康教育、相談会、個別の家庭訪問は、個人への働きかけにとどまり、つながりは生まれにくくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成