耐糖能異常の頻度の地域比較調査を行ったところ、A 地区では空腹時血糖で評価し、B…
耐糖能異常の頻度の地域比較調査を行ったところ、A 地区では空腹時血糖で評価し、B 地区では随時血糖で評価していたことが明らかになった。疫学調査法におけるこのような問題点はどれか。
- ⑴ 交絡交絡は第三の要因が関連を歪める現象で、測定方法の違いとは異なります。
- ⑵ 偶然誤差偶然誤差は偶然によるばらつきで、一定方向のずれを生むものではありません。
- ⑶ 選択の偏り〈バイアス〉選択の偏りは対象者の選び方によって生じる偏りです。
- ⑷ 情報の偏り〈バイアス〉測定の方法が群によって異なるために生じるずれで、情報の偏りにあたります。
解説
正解は⑷です。情報の偏りは、曝露や結果の測定の方法が群によって異なることで生じるずれをいいます。A地区は空腹時血糖、B地区は随時血糖という異なる方法で耐糖能異常を評価していたため、同じ基準で比べられず、測定に由来する偏りが生じています。交絡は第三の要因による影響、選択の偏りは対象者の選び方による偏り、偶然誤差は偶然のばらつきです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成