A ちゃん(1歳8か月、女児)は、1歳6か月児健康診査を受診した。1人で歩けるが…
A ちゃん(1歳8か月、女児)は、1歳6か月児健康診査を受診した。1人で歩けるが有意語の発語はなく、絵本の指さしはしない。個別相談で言葉の発達について経過を観察したいと保健師が伝えると、母親は「そのうち言葉は出ると思うので心配はしていません。今、妊娠7か月で、疲れたので早く帰りたいです」と言う。A ちゃんのフォローアップをするための保健師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「出産後に連絡してください」出産後まで間が空くうえ、連絡を母親に委ねると関わりが途切れてしまいます。
- ⑵ 「3歳児健康診査のときに確認します」3歳児健康診査まで1年以上あり、必要な支援の機会を逃してしまいます。
- ⑶ 「病院の発達相談を受診してください」心配していない母親に受診を勧めても受け入れられず、関係も損ないます。
- ⑷ 「1か月後に電話でA ちゃんの様子を聞かせてください」母親の負担が少なく受け入れやすい方法で、関わりを保ちながら経過を追えます。
解説
正解は⑷です。Aちゃんには有意語がなく指さしもみられないため、経過を追う必要があります。一方で母親は心配しておらず妊娠後期で負担も大きい状況です。1か月後に電話で様子を聞くという約束であれば、母親の負担が少なく受け入れやすく、保健師も関わりを保って状況の変化をつかめます。受診を強く勧めたり、次の健診まで間をあけたりすることは適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成