A さん(39 歳、初妊婦)。妊娠26 週で市の母親学級に参加した。A さんは、…
A さん(39 歳、初妊婦)。妊娠26 週で市の母親学級に参加した。A さんは、あまり楽しそうな表情をしておらず、グループワークでの発言も少なかった。終了後に母親学級担当の保健師がA さんに声をかけたところ「産後の育児が不安です」と話した。不安な気持ちについて傾聴した後のA さんへの対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「産後にホームヘルプサービスを利用してはどうですか」サービスの紹介は具体的ですが、不安の背景を確かめないままの助言になります。
- ⑵ 「お住まいの地区を担当している保健師を紹介します」妊娠期から出産後まで継続して関われる担当者につなぎ、関係をつくっておけます。
- ⑶ 「受診している産科の医師に相談してみましょう」産科医への相談だけでは、産後の生活を支える継続的な関わりになりません。
- ⑷ 「育児に慣れるまで里帰りすることはできますか」里帰りができるかどうかは状況次第で、不安に応える対応にはなりません。
解説
正解は⑵です。Aさんは39歳の初妊婦で、表情も沈みがちで発言も少なく、産後の育児に不安を訴えています。産後うつや育児の孤立のリスクが考えられるため、妊娠期から出産後まで継続して関われる地区担当保健師につなぎ、顔の見える関係をつくっておくことが適切です。サービスの紹介や里帰りの提案は、不安の背景を確かめないままの助言になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成