その後、A さんは指定難病と診断され、隣市の専門医療機関での月1回の通院治療を開…
次の文を読み50、51 の問いに答えよ。A さん(59 歳、女性)。夫(66 歳、無職)と2人暮らし。市の健康相談に参加したAさんは、ふらつきがあり歩行が不安定であった。相談に対応した保健師に対して「歩き出しがうまくできないし、思うように体が動かず困っています」とA さんは話した。保健師はA さんの訴えなどから神経変性疾患を想定し、A さんの他の症状について確認することにした。
その後、A さんは指定難病と診断され、隣市の専門医療機関での月1回の通院治療を開始した。2年後、A さんは要介護4に認定され、通所介護を週2回利用している。A さんの介護と家事は夫が担っている。夫は糖尿病で半年ほど前から血糖コントロールが不良であり、血糖管理および指導の目的で5日間の入院を勧められている。夫の入院中にA さんが利用する事業で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 夜間対応型訪問介護夜間対応型訪問介護は夜間の訪問で、介護者不在の期間をまかなえません。
- ⑵ 短期入所療養介護短期間入所して医療的な管理のもとで介護を受けられ、介護者の不在に対応できます。
- ⑶ 訪問入浴介護訪問入浴介護は入浴に限られ、生活全体を支えることはできません。
- ⑷ 訪問看護訪問看護は医療的な支援を行うもので、終日の介護を代われるものではありません。
解説
正解は⑵です。要介護4のAさんを介護している夫が5日間入院するため、その間Aさんが安心して過ごせる場が必要です。短期入所療養介護は、医療的な管理のもとで短期間入所し、介護と療養上の世話を受けられるサービスで、指定難病のあるAさんに適しています。訪問系のサービスでは不在の間を補えず、夜間対応型訪問介護も泊まりには対応できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成