A さん(22 歳、男性)。両親と兄との4人暮らし。知的障害があり、就労継続支援…
A さん(22 歳、男性)。両親と兄との4人暮らし。知的障害があり、就労継続支援A 型の事業所に通っている。事業所の職員から「A さんの上腕に複数の小さなあざがあった」と市保健師に電話で相談があった。事業所の職員から相談を受けた保健師の最初の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ A さん宅の家庭訪問を行う。状況を把握しないまま訪問すると、虐待者に警戒され本人の安全を脅かしかねません。
- ⑵ 事業所で職員とA さんに話を聞く。気づいた職員と本人の双方から話を聞くことで、状況を確かめられます。
- ⑶ 成年後見制度の利用をA さんに勧める。成年後見制度は財産管理等の支援で、あざの背景を確かめることにはなりません。
- ⑷ 卒業した学校にA さんの在学中の様子を聞く。在学中の様子は過去の情報で、現在の状況の把握にはなりません。
解説
正解は⑵です。あざを見つけたのは事業所の職員であり、その状況を詳しく知っているのも職員です。まず事業所に出向いて職員から経過を聞き、あわせてAさん本人からも話を聞くことで、いつどこでできたものか、家庭で何が起きているのかを確かめられます。いきなり家庭を訪問することは、虐待者に警戒され本人の安全を脅かすおそれがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成