A 地区では震度6の地震が発生し、住宅の被害が大きく住民のほとんどは発災直後から…
A 地区では震度6の地震が発生し、住宅の被害が大きく住民のほとんどは発災直後から避難所での生活を続けている。発災後2週が経過し、プライバシーが守られないなど、住民から集団生活への不満が出ている。避難所での保健師の活動について正しいのはどれか。
- ⑴ 自家用車内での避難生活を勧める。車中泊は深部静脈血栓症の危険が高く、勧めるべきではありません。
- ⑵ 高齢者は救護所に移動してもらう。救護所は傷病者に対応する場で、高齢者の居住の場ではありません。
- ⑶ 認知症高齢者のいる家族の居住スペースを広く確保する。特定の家族だけ広く確保することは公平性を欠き、不満を強めます。
- ⑷ 避難者同士の自主的な話し合いの場が設けられるよう支援する。避難者自身が話し合って決める場をつくることで、不満の解消と自治につながります。
解説
正解は⑷です。発災から2週が経ち集団生活への不満が出ている段階では、避難者自身が話し合い、生活の決まりや役割を自分たちで決められるよう支えることが有効です。自治の仕組みができれば、不満が解消されるだけでなく、その後のコミュニティづくりにもつながります。車中泊は血栓症の危険があり、年齢や疾患で場所を分けることも適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成