A さん(40 歳、男性、会社員)。A さんは特定健康診査で、腹囲84 cm、B…
A さん(40 歳、男性、会社員)。A さんは特定健康診査で、腹囲84 cm、BMI 26、血圧140/85 mmHg であり、動機付け支援の対象となった。「仕事でストレスが溜まり、夜食を食べずにはいられない。夜食がお腹に残り朝食は食べられない。残業が多く、今の生活は変えられない」と言う。A さんへの保健指導で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「夜食はやめましょう」変えられないと話す段階で禁止を求めても、実行につながりません。
- ⑵ 「残業はやめましょう」本人の裁量で変えにくい事柄で、助言として適切ではありません。
- ⑶ 「医療機関を受診しましょう」動機付け支援の対象であり、受診を要する段階ではありません。
- ⑷ 「食習慣は健康に影響します」健康との関係を伝えることで、まず関心を高めることができます。
解説
正解は⑷です。Aさんは今の生活は変えられないと話しており、行動変容ステージでは関心が十分に高まっていない段階にあります。この時期に具体的な行動を指示しても受け入れられにくいため、まず食習慣と健康との関係を伝えて関心を高めることが適切です。夜食や残業をやめるよう求めることは実行可能性が低く、受診を要する段階でもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成