A さんは喀痰塗抹菌検査 Gaffky〈ガフキー〉5 号の肺結核と診断され、主治…
次の文を読み42~44 の問いに答えよ。A さん(70 歳、男性)。1 人暮らし。2 か月前から軽い咳があったが放置していた。1 週前から咳がひどくなり、倦怠感が出現したため病院を受診し入院した。Aさんは要支援 2 で週 1 回訪問介護を利用している。娘は夫と中学生と小学生の子どもの 4 人家族であり、車で 30 分の地区に住んでいる。
A さんは喀痰塗抹菌検査 Gaffky〈ガフキー〉5 号の肺結核と診断され、主治医から保健所に結核患者発生届が提出された。保健師の対応で最初に行うことはどれか。
- ⑴ 入院中の病院に訪問し、A さんと面接する。本人からの聞き取りが、接触者の範囲を定める前提になります。
- ⑵ 娘にA さんと娘の家族の接触状況を聞く。接触の状況は、まず本人から確かめるべき情報です。
- ⑶ 訪問していた訪問介護員の健康状態を確認する。訪問介護員の確認も、接触者の範囲を定めてから行います。
- ⑷ 民生委員にA さんの入院前の生活状況を確認する。民生委員への確認は、本人から聞けることを補う段階です。
解説
正解は⑴です。結核患者発生届を受けた保健所は、まず本人と面接して、いつから症状があったか、その間どこで誰と接していたかを詳しく聞き取ります。この情報がなければ、接触者の範囲を定めることも、健康診断の対象を決めることもできません。娘や訪問介護員、民生委員への確認は、本人からの聞き取りを踏まえて行う段階になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成