25 歳の母親。専業主婦。夫と6 か月の乳児(出生時体重 2,900 g、身長4…
25 歳の母親。専業主婦。夫と6 か月の乳児(出生時体重 2,900 g、身長49 cm)との3人暮らし。乳児健康診査未受診で何度か電話で受診勧奨したが来所しないため、市の保健師が家庭訪問した。訪問時、児は体重 6,900 g。首はすわり、寝返りはできているが、はいはいはできない。離乳食は開始したばかりであり、進め方が分からないと言うので保健指導した。人付き合いが苦手で、育児の相談相手もいないという。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 家庭訪問を継続する。訪問を重ねて信頼関係を築き、継続的に状況を確かめられます。
- ⑵ 市の育児相談を勧める。来所を促す支援は、これまで応じておらず届きにくい方法です。
- ⑶ 育児サークルを紹介する。人付き合いが苦手な母親には、集団の場は負担になります。
- ⑷ 児童委員に情報を提供する。虐待を疑う情報はなく、本人の同意なく共有する段階ではありません。
- ⑸ 児を発達障害の専門外来へ受診させるよう勧める。発達はおおむね順調で、専門外来の受診を要しません。
解説
正解は⑴です。児の発育と発達はおおむね順調ですが、母親は人付き合いが苦手で相談相手がなく、健康診査にも来所していません。この段階で集団の場を勧めても足が向かない可能性が高いため、まずは訪問を重ねて信頼関係を築き、継続的に状況を確かめることが適切です。児童委員への情報提供や専門外来の受診を勧める段階ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成