A さん(60 歳、男性)。A さんの妻から「夫は身長 165 cm、体重 68…
A さん(60 歳、男性)。A さんの妻から「夫は身長 165 cm、体重 68 kg だったのが退職後 6 か月で体重が 5 kg 増加しました。家でゴロゴロしていることが多く、食欲は旺盛です。夫にどのように対応したらよいでしょうか」と保健師に相談があった。妻への対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「毎朝、夫婦でウォーキングをしましょう」本人の意思を確かめないまま勧めても、続きません。
- ⑵ 「A さんに栄養士の指導を受けてもらいましょう」本人に関心がない段階では、指導を受け入れられません。
- ⑶ 「A さんに肥満予防教室に参加してもらいましょう」参加の意思がないまま勧めても、効果は期待できません。
- ⑷ 「A さんは体重増加をどう思っているか聞いてみましょう」本人の受け止め方を知ることで、次の働きかけを選べます。
- ⑸ 「A さんに肥満は心臓病の原因となることを伝えましょう」怖さを伝えるだけでは、行動の変化には結び付きません。
解説
正解は⑷です。Aさん本人は相談に来ておらず、体重の増加を気にしているかどうかも分かりません。本人がどう受け止めているかを妻に確かめてもらうことで、関心の段階を知り、次の働きかけを選べます。本人の意思を確かめないままウォーキングや教室、栄養指導を勧めても実行にはつながらず、病気の怖さを伝えるだけでは行動は変わりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成