A さん(40 歳、女性)。48 歳の会社員の夫と 2 人暮らし。「夫が 1 か…
A さん(40 歳、女性)。48 歳の会社員の夫と 2 人暮らし。「夫が 1 か月前から夜眠れない様子で、ここ数日は『役に立たない人間は生きていてもしょうがない』と言っています。どう対応したらよいでしょうか」と市の保健センターに相談のため来所した。最初に行う助言で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「産業医に相談して仕事量を減らしてもらいましょう」仕事量の調整だけでは、今の危険な状態に対応できません。
- ⑵ 「市販の睡眠を改善するお薬を飲んでもらいましょう」市販薬では根本的な治療にならず、受診が遅れてしまいます。
- ⑶ 「できるだけ早く精神科医の診察を受けましょう」自殺の危険を示す発言があり、早期の受診が最優先になります。
- ⑷ 「言動に注意しながら様子をみましょう」様子をみる間に事態が深刻になるおそれがあります。
- ⑸ 「A さんも体調に気をつけましょう」Aさんへの配慮も大切ですが、夫の受診が先になります。
解説
正解は⑶です。不眠が1か月続き、生きていてもしょうがないという発言があることは、うつ病と自殺の危険を強く示す状態です。できるだけ早く精神科を受診するよう勧めることが最優先になります。仕事量の調整や市販薬の使用、様子をみる対応では危険を取り除けず、Aさん自身への配慮も受診の勧めより優先されるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成