3 歳児の母親。「子どもが専門医療機関で自閉症と診断されました。夫は仕事で忙しく…
3 歳児の母親。「子どもが専門医療機関で自閉症と診断されました。夫は仕事で忙しく、育児は自分に任されてきました。子どもが多動でパニックを起こすと手が付けられないので、外出することは少ないです。主治医に対応の方法を聞きましたが、うまく対応できません」と保健センターに相談のため来所した。保健師の支援で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 保育所への入所を勧める。入所の可否は別の判断であり、今の孤立に応える支援ではありません。
- ⑵ 自閉症児の家族会を紹介する。同じ経験を持つ親と出会い、工夫も気持ちも分かち合えます。
- ⑶ 夫と一緒に来所することを勧める。夫は多忙であり、すぐに実現できる支援とは言えません。
- ⑷ 地域子育て支援センターを紹介する。一般の子育て支援では、自閉症への対応の悩みに応えきれません。
解説
正解は⑵です。母親は夫の協力が得られないまま一人で育児を担い、外出も減って孤立しています。同じ経験を持つ親が集まる家族会は、対応の工夫を具体的に学べるだけでなく、気持ちを分かち合える場になります。保育所や子育て支援センターの紹介、夫の同席を促すことも有用ですが、今の孤立した状況に直接応える支援にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成