市では、認知症高齢者の徘徊についての家族からの相談や、警察に保護される事例が増加…
市では、認知症高齢者の徘徊についての家族からの相談や、警察に保護される事例が増加した。保健師は認知症高齢者の徘徊について地域で対応するケアシステムの構築が必要と考え、地域の関係者を集めた会議を開催することにした。初回の会議で検討する内容として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 認知症高齢者家族会の設立家族会の設立は目的の一つにはなりえますが、初回では早すぎます。
- ⑵ 徘徊高齢者の見守りの役割分担の決定現状を共有しないまま役割を決めても、実情に合いません。
- ⑶ 会議の構成員の徘徊高齢者への対応状況の共有対応の現状を出し合うことで、認識をそろえることができます。
- ⑷ 会議の構成員の認知症高齢者に関する知識の確認知識の確認は、課題を整理したあとに行うことです。
解説
正解は⑶です。ケアシステムをつくる最初の会議では、それぞれの立場で何をどこまで対応してきたのか、どんな困りごとがあるのかを出し合い、現状の認識をそろえることが欠かせません。この共有を土台にして初めて、役割分担や新たな仕組みを検討できます。家族会の設立や役割の決定、知識の確認は、現状を共有したあとの段階になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成