原子力発電所の事故を受け、保健師が住民に放射線の影響を説明することになった。説明…
原子力発電所の事故を受け、保健師が住民に放射線の影響を説明することになった。説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 放射性ヨウ素は骨に集まりやすく、長い年月をかけて骨の腫瘍を起こす。放射性ヨウ素が集まるのは甲状腺で、骨に集まりやすいのはストロンチウムです。
- ⑵ 身体的影響のうち確定的影響は、線量の多さによらず一定の割合で現れる。確定的影響にはしきい値があり、ある線量を超えてから現れ、線量とともに重くなります。
- ⑶ 安定ヨウ素剤は、被ばくしてから数日たった後に飲むと効き目が高まる。安定ヨウ素剤は、被ばくの直前から直後に飲むことで甲状腺への集積を防ぎます。
- ⑷ 被ばく線量を表すシーベルトは、放射性物質が1秒間に壊れる数を表す単位である。1秒間に壊れる数を表すのはベクレルで、シーベルトは人体への影響を表します。
- ⑸ 外部被ばくを減らすには、線源から離れ、遮へい物を置き、そばにいる時間を短くする。距離・遮へい・時間は、外部被ばくを減らす三つの柱として知られています。
解説
正解は⑸です。外部被ばくを減らす基本は、線源から距離をとること、遮へい物を置くこと、そばにいる時間を短くすることの三つです。放射性ヨウ素は甲状腺に集まり、骨に集まりやすいのはストロンチウムです。1秒間に壊れる数を表す単位はベクレルで、シーベルトは人体への影響の大きさを表します。確定的影響にはしきい値があり、安定ヨウ素剤は被ばくの直前から直後に飲みます。
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