ソクマル薬剤師

酵素Aと酵素Bは、骨格筋又は肝臓に含まれる解糖系の酵素で、グルコースからグルコー…

酵素Aと酵素Bは、骨格筋又は肝臓に含まれる解糖系の酵素で、グルコースからグルコース 6-リン酸を生成する反応を触媒する。グルコース濃度に対する酵素Aと酵素Bの相対酵素活性は、下図のようになる。相対酵素活性は、反応初速度 V0 を最大反応速度 Vmax で除した値である。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴と⑷です。グルコースをリン酸化してグルコース6-リン酸を生成する酵素には、肝臓のグルコキナーゼと骨格筋などのヘキソキナーゼがあります。図から、低濃度で飽和しない酵素Aはグルコースとの親和性が低い(Km約10 mmol/L)グルコキナーゼ、低濃度で飽和する酵素Bは親和性が高い(Km約0.1 mmol/L)ヘキソキナーゼと考えられます。ヘキソキナーゼは生成物のグルコース6-リン酸で阻害されます。酵素Bは5 mmol/Lですでにほぼ飽和しているため、10 mmol/Lにしても初速度は2倍になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題