下図のように、細胞膜の形態変化を伴って高分子医薬品を細胞内へ取り込む輸送機構はど…
下図のように、細胞膜の形態変化を伴って高分子医薬品を細胞内へ取り込む輸送機構はどれか。1つ選べ。高分子医薬品細胞外細胞膜細胞内
- ⑴ 単純拡散単純拡散は濃度勾配に従って脂質膜を透過する機構で、膜の形態変化を伴いません。
- ⑵ 促進拡散促進拡散は担体を介した濃度勾配に従う輸送で、膜の形態変化を伴いません。
- ⑶ 一次性能動輸送一次性能動輸送はATP分解のエネルギーを直接使う担体輸送で、膜の変形はありません。
- ⑷ 二次性能動輸送二次性能動輸送はイオン勾配を利用する担体輸送で、膜の変形はありません。
- ⑸ 膜動輸送膜の陥入などの形態変化を伴って高分子を取り込む膜動輸送なので正答です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。膜動輸送は、細胞膜が陥入したり突出したりする形態変化を伴って物質を包み込み、小胞として細胞内へ取り込む(エンドサイトーシス)、または細胞外へ放出する(エキソサイトーシス)輸送機構です。タンパク質などの高分子医薬品は通常の膜透過が難しいため、この機構で取り込まれます。単純拡散や担体を介する輸送では膜の形態変化は起こらない点で区別できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成